請願を出す為に
今日も減税!明日も減税!令和の大減税!
私は今、相模原市において次回9月定例会に
政府に消費税減税を求める意見書提出に関する請願
を提出しようと活動を行っております。
その活動の中で、請願提出の時に気にすること等勉強になることが沢山ありましたので
まだ途中経過ではありますが少しまとめてみたいと思います。
まず、最初に皆さんに伝えたい結論は
皆さん議員の方に会って思いを伝えましょう!
非常に勉強になりますよ!
一介の市民一人でも議会を動かす力になり得ます。
それに、政治参加している!という感覚がひしひしと湧いてきて、地方政治に対する関心がより高まります。
何より、面白い。これホント。
私の感じた請願を出す際の大事なポイントは凡そ以下の5つです。
一つ一つはよく考えれば当たり前のことなんですけれどね。
- 1.議員に直接会って自分の思いをしっかりと伝える
- 2.既存の団体や支持母体が無く、草の根活動として個人で活動していることを伝える
- 3.話をするときに所属している政党、若しくは議員の訴えている政策を勉強し共感できる所を伝える
- 4.やはり政治は数の論理!
- 5.採択されなくてもインパクトを残す!
1.議員に直接会って自分の思いをしっかりと伝える
議員に直接会って話をすることは少しハードルが高いかもしれません。
私も最初はすごく緊張しました。
しかし、地方自治体の議員さんはたくさんの市民の陳情、訴えを処理し自治体を動かしている方なので、気さくに話を聞いていただけます。
メールや電話だけだと中々意見を聞いてくれなかったので、まずは直接会う!という事を心がけました。
2.既存の団体や支持母体が無く、草の根活動として個人で活動していることを伝える
現状、このような陳情・請願のほとんどは既存の政策団体が提出しているようです。
そのため所属団体の功績として請願を出したという事実を残すことがそもそもの目的であり、議会を団体のアピールに利用していると感じている一部議員の方がいらっしゃるようです。
やはり、特に左派系団体が提出することが多く、保守系議員の中では請願や陳情に対してある程度冷めた目で見ている方がいらっしゃるかもしれません。
個人で活動していることや、インターネットで様々な方の活動を見て、国を思い行動を起こしたこと等を話すことで協力してくれるようになる方もいるかもしれません。
3.話をするときに所属している政党、若しくは議員の訴えている政策を勉強し共感できる所を伝える
「国民の為に消費を活性化させて経済をよくしないといけないんだ!」という思いは恐らくどの政党、議員でも共感して頂けることだと思います。
やはり議員としては一票でも多く票を獲得するために何とか支持を得たいと考えるものですから、小さくても同じ思いを共有し協力することで票が得られるかもしれないという議員の思いを有権者として最大限利用しましょう!
実際に投票した議員さんには「〇〇の政策に共感して前回の選挙で投票しました。だから今回協力をお願いしたいのです」と伝えるとより効果があるかもしれません。
ただし、嘘はいけませんよ。態度でばれます。多分。
4.やはり政治は数の論理!
採択をされるためには多数派工作が必要です。
請願を提出し、採決の〇×が記録に残るだけでも十分有意義だとは思いますが、埼玉県議会のような意見書をできれば我が街から提出したいと思い請願を出すはずです。
各自治体により議会勢力図が違うので一概にこうしたらよいというものはなく、各自治体毎に戦略は変わってくると思うので戦略を練るのは難しいです。
そういう時は賛同を得られる地元議員、特に当選期数の多い議員に相談するとよいかもしれません。
私の場合、地元の議員さんに相談したところ
「この会派はこの議員さんが一番影響力強いから、この人が賛成してくれれば」
とか
「この党の県議会議員は今後の方針がこうだから、協力してくれるかもしれない」
とか様々なアドバイスをくれました。
私の印象では共産党議員は請願などの提出に慣れているようなので、共産党議員に相談すると的確なアドバイスを頂けるように思います。
5.採択されなくてもインパクトを残す!
相模原市では全46議席中、自公が24議席、他会派が22議席と議席数が拮抗しています。
もし、自公が反対して採択されなかったとしても他会派でまとまることが出来、票数が拮抗しているとニューストピックになりやすいとのこと。
もし市議会なりに地元紙等で大きく報道されることが想定されるのであれば自公への圧力にもなるのではないか?と思いました。
万が一、一人二人でも賛成に転じる議員がいれば採択されます。
採択されなかったとしても請願が出された事実、請願に対する賛否を大きく広報してくれることは今後の市民の有効な投票指針になります。
似たように議会勢力が拮抗している自治体の方は、なるべくたくさんの議員さんに足を運んで協力をお願いすると状況が変わるかもしれません。
その時に4.で頂いたアドバイスを有効活用しましょう!
簡単に纏めると、自ら足を運んで熱い思いを話し、戦略はプロに相談する、というよく考えればごく当たり前の行動なのですが
地方から国政に声を届けていくためには、熱い思いだけではなく冷静に戦略を練らないといけないと改めて勉強させられました。
まだ私の請願提出活動は途中です。
提出期限まであと約一か月。
なるべく沢山の議員さんに協力していただくために活動を続けていきたいと思います。
最後に、是非皆さんも消費税減税について地元の議員さんに相談して請願を提出してみてください!
特に減税副業派を名乗る皆様は多少なりとも政治に興味がある方だと思いますので、自分が政治に参加している感覚を感じてゾクゾク出来ると思います。
私からアドバイスできることは、請願を提出して賛否を取れればいいやと諦めてしまうのではなく時間があるならば、是非足掻いてみてください。
議員さんから色んな話が聞けます。政治のやり方が学べます。
公職の方とLineのやり取りをするという貴重な体験もできます(笑)
政治に参加する、まさに「参政」という言葉を実感するためにも、皆様も是非!